初めてこの治療院に来たのは、今から15年前。以来、腰痛というものと完全に無縁になりました。福島市郊外の笹木野という田舎町の一軒家。こんな遠方まで来たのに、想像していたカイロプラクティックのようなバキバキ音をたてる施術とは正反対の、ほとんど触ってるだけじゃないかと思うようなソフトタッチの治療。騙されたんじゃないかと思いながら帰京して数日すると本当に腰痛は消えていました。首の骨から骨盤、脚首まで、ひとつひとつの骨の歪みを指のスナップと木槌を使って丁寧に整えていく技で、1、2回だけ通えば「もう来る必要はない」と客を突き放す商売気のなさも独特。お陰でずっと快調でどこも悪いところはありませんが、この名院の先生がいよいよ引退するというので御礼と最後のメンテナンスをお願いしにやって来ました。先日も練馬の美味しいトンカツ店のご主人が引退し店じまい。素晴らしい仕事をする職人さんが消えていくのはとても残念です。
2018年10月06日
現役のうちに
posted by silkmilk at 16:18| 雨上がりの日記/社長ブログ
紅葉を待つ五色沼
紅葉には少し早い裏磐梯の五色沼を訪れています。ダイナミックな水流の動きがある滝を撮影することが多いので、ひっそりとした佇まいを見せる沼で、今日はどんな絵が撮れるのか。午前4時に早起きしてホテルのすぐ近くにある桧原湖と五色沼の夜明けの写真から撮り始めました。五色沼ではセリフの吹き出しのような面白い形の雲が現れて、すかさずシャッターを切りました。スローシャッターで撮れば、また趣のある写真が撮れたかなと後悔。その後、一旦ホテルに戻り朝食を済ませてから五色沼探勝路を逆ルートで巡りながら、湖沼群を写真におさめました。紅葉が見頃になるとエメラルドグリーンの沼に赤みが映り込んでさらに美しくなるのでしょうが、思っていたより探勝路が狭く、人ごみで賑わうトップシーズンだと落ち着いてシャッターを切れなかったかも知れません。
posted by silkmilk at 12:11| 雨上がりの日記/社長ブログ